2011/12/28

今年最後の墓参り

今年も今日をいれて残り4日、忘れられない一年、忘れてはいけない年。
色々ご報告、そしてご加護をお願いする。希望をもった一年になりますよう。
墓石に行くときにいつも横を通る、いつも見ている。見られている。

http://hitoshiiwakiri.tumblr.com/

2011/12/16

宮崎駅出発いざ南へ

昨日まで宮崎市内で仕事。
今朝皆さんと別れて別行動。日南線、宮崎駅出発進行いざ生家へ
久しぶりに親戚一同にご挨拶と墓参りに向かう。
冠婚葬祭の時くらいの挨拶なので、出きるだけ宮崎に来たときには立ち寄るようにしている。生家の裏庭にはでかい白樫の大木がで~んと鎮座、前には柿木がぽよよ~んと揺らいでいる。
裏には加江田川、青島へ向かいゆったりと太平洋に注ぐ。
対岸は巨人軍キャンプで有名なサンマリンスタジアム、フェニックスが揺ぎ青空に映えるのが遠くからでもよく見える。フェニックスの植林は宮崎交通創業者、故岩切章太郎氏によるものだ。ここにはフェニックスなど自生などしてはいなかった。
カリフォルニアにパームツリーを植林したようなものだが、宮崎を観光立県として一時代を築いた功績に県民はいつまでも感謝の気持ちであろう。
さて、軒の下では黒猫と三毛猫が二匹じゃれ合ったり、日向ぼっこをしたりと実に典型的な「のどか」である。冬の日のある日のポカポカ、なにもやる気を起こさせない時間、しばしの間この時を楽しんで帰ろう。
まこちありがとうねぇ宮崎。
            

2011/07/28

嬉しい頂き物

ワインを頂いた。とても嬉しい


見るからに美味しそうなのでどんな料理でいただこうかと想像するコトが楽しい。
ああ、実に早く飲みたい、でも我慢するとしよう。
キッチンからやけに良い匂いがしてきた。すみませんがやっぱり一本あけまする。
しかも大きく見えるやつを。
期待を裏切ることなく、予想通り美味しくいただきましたアルゼンチン産本当に
ありがとうございました。

2011/07/22

田中大輔写真展 「漂白」


写真家田中大輔氏の写真展を見た。
今年5月に仙台近郊へ震災後のボランティアへカメラを持って出かけたそうだ。

仙台空港の近辺を海へ向かってひたすら歩き、荒涼とした風景を切り撮った写真だ。
不謹慎だが、何処かで見た風景、昔の高度経済成長期に日本の何処かにあった風景にも似たかつての景色である。

故デレックジャーマンの風景写真にも少し似てるなと感じたが、いや違う。オリジナルだ。
空が青いんだが、なにか空虚。焼き込まず薄すぎず、絶妙なプリント。

DMの写真が印象的だ。プリントを光に透かし、それをデジタルで複写したそうだ。
この透明感はプリントワークでは出せないと言う。

ボランティア活動で知り合った現地の子供達にカメラを渡し彼らが見た(撮った)写真も同時に展示してあるが、子供の視線が面白く興味深い。子供は元気だ。

田中氏が滞在中に寝床にしていた段ボールを壁面に貼り付けその上に子供達の写真が展示してある。ユニークな展示方法である。

写真だけでなく、本人に会って話を聞いたことでこの写真の奥が垣間見ることが出来たようだ。
7月24日まで四谷3丁目 Gallery SHUHARI にて開催。


2011/07/10

金子周次と東日本大震災

木版画家、金子周次の個展を見た。
彼の作品は、現代美術作家の山倉研志のアトリエで以前見せてもらっていた。
ふたりとも歳こそ孫と祖父ほどの差があるが、同じ千葉県の出身で、
山倉氏の父親も同じく画家だったこともあり、巡り巡って彼のところへ
金子周次の作品のいくつかが辿り着いたのである。

木版のエッジのシャープさや渋い色遣いそして、緻密な書き込み、
そして書き込み過ぎず等。ぐっと来た。

こんな作家が没後35年も経った今も、未だ人知れずなのが残念である。
また知られていないのがいいと思う人もいるだろう。

ただただ、山倉氏は熱い情熱の持ち主で、東京での回顧展を開催
するまでに至ったのである。


金子周次と作品の背景を知りたくて、仲間3人で5月のはじめに銚子を訪れた。
生前の彼を知る人間はすでに数少なく、切れた糸をさがしてまた紡ぐように
色んな場所を訪れたが、決定的な事柄は分からず、
多分これから何度も通うことになるだろう。想像は膨らむばかり。
そのときの模様をロードな写真にした。
http://bccks.jp/search/?KW=triangle#B39202,P0

会場の作品はおおかた売れていた。
欲しかった作品が売れていて悔しがる方もいたそうな。
きっと本物が解る人々の話はただ聞いていても楽しいのだろう。

画廊をあとにして、山倉氏と一杯やりに小さなバーで話しているうち、
唐突に無人島に行くのに1枚だけCDを持っていっていいと言われたら何を持って行く?
無人島に電気はないと思うが、個人的な趣味を聞きたいんだろうと解釈。

事もあろうに俺はピンクフロイドの「原子心母」かなあと答えた。
絶句が待っていたが気にせずもう一杯呑んだ。

金子周次の作品を山倉研志に見せてもらったのは、
今年の3月10日だった。何かの縁を感じるのでる。

2011/07/08

FUJIPET

憂う街東京・平成の記録そして古くは1992年マガジンハウスから
出版された板橋雅弘氏との共著「失楽園物語」でも使用したカメラ、
その名もFUJIPET昔トヨペットって車あったなあ!
なんとかペットってその時代の流行だったのか。

それはさておき、普段は白黒で表現しているだが、
カラーフィルムをスキャン後、素直にカラーで表現してみた。
これは次のテーマのまだテストですが。

それは、古い建築をこのカメラで撮って、白黒で見せていた物を
新建築をこれで撮ってカラーで表現してみようかなと思ってます。

逆光に弱かったり、フレアびんびんに来るけれど、
それも味となって欲しいと勝手に想像している。
そんな時が一番楽しいのかもしれないなあ~。

そこで先だって撮った写真は人物。テストになってないよな。


写真は7/10まで椎名町のアトリエ村の小さな画廊で開催中の
没後35年の孤高の木版画家、金子周次展の準備に余念がない
現代美術作家の山倉研志氏(右)とグラフィックデザイナーの
中山正康氏の両人です。

なんか良い雰囲気ですねえお二人もさることながら、
フィルムの感じやレンズの歪みとかわりと想像通りになった感じ。

さあ、書を捨ててカメラを持って街へ出ましょうか?

2011/07/01

Bar 26日の月



半月あまり展示をさせてもらった髙田馬場のBar 26日の月ともしばしお別れ。
今日搬出してきました。着るときよりも脱ぐときは早いね。30分足らずで片付け終了。

今回は様々な方達と、色々なお酒を呑むことが出来て幸せでした。
またこんなバーで展示が出来たらいいなあと思っていますが、またいつか。

いらして下さったのにお目にかかれなかった人達にありがとうございました。と、この場をかりて御礼いたします。
フジペットとの放浪はまだまだ続きそうですが、
今度はちょっと被写体をかえてやっていこうかと、期間中に酔った頭で思ったりしました。


ちょっと残念だったのはこのバーカウンターの奥の席に座って写真撮ってもらえば良かった!
と、いま思いました。

2011/06/30

雨の後は海に帰ろうか

珠ちゃんに頂いた子人魚の人形をずうーっと見ていると、
潮の香りがしてくる。さざ波の音ではなく、し~んとした浜。
真っ暗闇の中、水が動いている事が分かる。
そんな優雅な時間を過ごしているわけではないんだが、
やること一杯で大変なんです。
でも、ふと人形を眺めていると色々と想像してしまう。

さて、今月半ばから今日までの写真展にも,
毎晩様々な人達がいらして下さり、
そして私の写真を肴に随分とお酒を召し上がって頂き、
有り難いことです。
感謝、感謝でありがとうです。http://www2.ttcn.ne.jp/moon26/

次洄は9月と12月にまた何処かで展示をします。
その時はお知らせさせてもらいます。
7月2日からは椎名町のアトリエ村の小さな画廊で、
没後30年の千葉県銚子出身の
孤高の版画家「金子周次木版画展」が始まります。
http://www.geocities.jp/idiotjunky69/kaneko_shuji/index.html
とても楽しみな展示です。訳あって、銚子に一泊して
金子の足跡を垣間見る事も出来たし。


全然関係ない写真ですが、風鈴越しの今日の夕方でした。

2011/06/28

家族の時間と宇宙人


10年前の正月に撮った8x10撮影。出店で買った宇宙人といっしょ。

2011/06/26

憂う街・東京平成の記録

いきなりのブログ制作して、いきなりの宣伝?
あと今日を入れて5日ばかり、髙田馬場のバー「26日の月」
での写真展示「憂う街・東京平成の記録」も残すところあとわずか。
2週間はあっという間に過ぎるが、
その間、めまぐるしく自分の中で動きがあった。
とりたてて仕事ですごく忙しかった訳ではないが、
色々な事が同時に進行され過ぎた感じ。

写真の内容は、平成時代に入ってから、昭和的の残り香を感じさせる
町中の描写で、かれこれ、20年ばかし断続的にだらだらと撮ってきた
もの約100点をお見せしてますが、すべてをプリントとして展示出来る
スペースではないので、一部はフォトフレームなる物にいれて、
スライドショーでお見せしています。


気が向いたら、と言ってもこのブログ誰も見ていないとは思うが、写真を呑みに来て下さい。
http://www2.ttcn.ne.jp/moon26/

明日香ママは美人で気さく。ご自身も銀塩写真で個展をされる方だったりして。
ママと写真やお酒の話しをするだけでも十分の価値有り。
いま展示している写真もまあまあ良い。ちなみに、
今夜26日は8時ころ顔を出そうかな。